地域活動への共感と、受講者同士のコミュニケーションによって次の一歩を踏み出すきっかけを作ります。
会場ごとの全4日程の連続講座となります。
受講料:3000円(4回)
最終日の終了後にご希望の方に無料にて個別相談を行います。
2025年度の市民基礎講座は、横浜、川崎、湘南、県央・さがみの4会場で実施します。アソシエーション活動を実践している講師、受講者、スタッフを含めて「共に学ぶ場」となり、話を聴くだけでなく、違う考えや経験・立場の人との対話を通して、お互いを知り、何かを得ることができるような「学びあう場」としての機能を高めていきます。
思いを共有して
私の抱えている課題はみんなの課題、社会の問題。”やりたい”ことを始めるために、一歩を踏み出した人たちの思いを共有。
参加者の声
ほんの小さな想いから一歩を踏み出してみること、その想いを大切にしていると自然と物事が広がっていく様子がわかり、自分でもできる事がありそうとヒントをいただけた。
実際に見て、聞いて
いいところも、たいへんなところも実際にみたり、聞いたり、話したりしながら学ぶことってとっても貴重!
参加者の声
見学する事で、活動や思いなどが具体的に分かりとても勉強になりました。
みんなで話して
みんなで話して、伝え合って、きっと気づくことがたくさんあるはず!
参加者の声
グループワークの時間が多くあったので、共通する課題を自分ごととして考えることもでき、短い期間でも、受講者同士知り合うきっかけになりました。
新たな知識の獲得はもちろんですが、さらに、同じような「何か」を追い求める方達と知り合えたことは、今後の財産になるような気がしています。
日程:5/19(月)・6/ 5(木)・6/16(月)・7/ 2(水)
主会場:海老名市文化会館
フィールドワーク:えがわさんち
日程:5/22(木)・6/11(水)・6/23(月)・7/11(水)
主会場:てくのかわさき
フィールドワーク:自然堂(JINEN-DO)
日程:5/23(金)・6/4(水)・6/26(木)・7/3(木)
主会場:茅ヶ崎市コミュニティホール
フィールドワーク:一般社団法人ミライエ
日程:5/29(木)・6/ 4(水)・7/ 1(火)・7/16(水)
主会場:かながわ県民センター
フィールドワーク:NPO 法人てとてと陽だまり
県央・さがみ会場(5月19日講師)
五十嵐舞子さん
NPO法人ぴあっと
代表理事
知的障がいと発達障がいのある息子と、感覚に過敏さがある娘を育てる母としての経験から感じた、“あったらいいな”を実現するため、2023年4月にNPO法人ぴあっとを設立。
“こどもの発達のみかたをふやす”をモットーに、小学校への出前授業や発達支援の情報サイトの運営、講座開催などの活動を行っています。
お子さんに関わるご家族、支援者さん、専門職さんが地域の中で仲間になることで、
こどもたちが自分たちらしく成長していく地域づくりを目指しています。
県央・さがみ会場(5月19日講師)
小布施 実穂子さん
相模原みのり塾
代表
大阪府生まれ、相模原市在住。夫と娘2人の4人家族。エンジニアの仕事をしつつ、2016年より中学生対象の無料学習塾「相模原みのり塾」を始める。今年で10年目を迎える相模原みのり塾は今も完全無償ボランティアだけで運営し、卒業生は100名以上。ボランティア講師も現在50名程度が登録&参加。
好きなものは、スイーツ、宇宙、ミステリー&ファンタジー小説、洋楽、ゴジラ、数独
県央・さがみ会場(6月16日講師)
【フィールドワーク】
寺田 裕子さん
えがわさんち・代表
生活クラブ、福祉クラブ組合員歴40年以上。東京世田谷生まれ。17才で座間市に。24才で結婚して座間を出る。その後子育てで27歳から33歳まで専業主婦で座間の実家に帰ること多く、その後大学院に入学し博士課程を経て大学で教員歴30年余。その間両親の介護などを体験し、2022年3月に退職。4月から本格的に実家の活用に向き合う。生活クラブ、座間市社協への空き家活用の相談が幸いし、今日のえがわさんちの活動に繋がる。
県央・さがみ会場(7月2日講師・ファシリテーター)
岡田 百合子さん
NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会副理事長
座間市就労準備支援事業「はたらっく・ざま」代表
東京都中野区生まれ。大学卒業後神奈川県秦野市に転居、市が運営する「心身障がい児訓練会」の指導員として6年間勤務。その後相模原市に転居、石鹸が欲しくて生活クラブに加入。仲間づくりに励んだ支部委員長時代を経て生活クラブ神奈川の理事となり、参加型福祉をテーマに県央エリアにたすけあいのワーカーズ・コレクティブ(W.Co)づくりを推進。退任後、神奈川W.Co連合会の専務理事を経て2004年W.Co協会を立ち上げる。ワーカーズ・コレクティブ協会では「共に働く・暮らす」をテーマに就労支援活動を展開。座間市、足柄下郡、平塚市より生活困窮者自立支援制度の就労準備支援事業を生活クラブと共に受託、地域の組合員(市民)も参加する困窮者支援の活動を推進している。
(かわさき会場5月22日講師)
大庭美代子さん
「あゆみYELL」代表
「あゆみYELL」は、「子どもたちがどんな環境に生まれても心身共に健康で幸せに生きていける社会をつくりたい」という代表・大庭美代子さんの熱い思いに共感したメンバーが集まり2022年6月に発足。助産師である大庭さんが、妊娠や出産、子育ての悩みを気軽に話せる居場所としての「おしゃべりサロンあゆみ」10代が気軽に立ち寄れる居場所「つながるカフェ」、大庭さんのヤングケアラー体験談を聞いて、子どもの周りにいる大人にできることを考える会「希望のバトンをあなたに」などの活動を行っています。「あゆみYELL」という団体名には誰かの一歩を応援する団体という意味が込められています。
(かわさき会場6月5日講師)
上田祐子さん
NPO法人 ワーカーズ・コレクティブ キャンディ 理事長
子育て中の親と子どもたちに対して必要な支援やその仕組みづくりを進めることで、安心して子育てでき、子どもがいきいきと育つまちづくりをめざして2002年に発足しました。川崎市宮前区を中心に保育園(4か所)、学童クラブなどの事業を行いながら、ベビーマッサージ・離乳食講座、親と子のふれあい広場、子ども食堂など幅広い居場所活動に取り組んでいます。コロナ禍の2020年にメンバーで話し合い、子どもが地域で見守られ育っていくための挑戦として「まち全体」をキャンパスにたとえ、地域で暮らす人や地域にある資源で豊かな「子育て」ができるまちづくりをめざし、「こどもフェス」を幅広く展開しています。
かわさき会場(6月23日)
フィールドワーク
自然堂(JINEN-DO)
川崎市麻生区
かわさき会場(7月11日講師)
小畑睦さん
NPO法人 地域で子どもを育む会 理事長
小畑さんは、コロナ禍の中、学校内での先生とのコミュニケーションや子どもどうしの交わりが減った中で、塾に行く手立てがない子供たちが学習についていけなくなっている状況を何とかしたい、子どもが学習内容を気軽に質問できる場所、安心できる居場所が必要と考え、これに賛同した地域の人と一緒に2022年7月に活動を始めました。毎週金曜日の下校後の時間に居場所・寺子屋・子ども食堂を開催、保護者向けのオンラインサロンや、夏休みの親子イベントなどの活動を継続しておこなっています。
湘南会場(5月23日講師)
野島志都(のじましづ)さん
まなぶばTREK代表
香川県生まれ神奈川育ち
専門学校卒業後、都内で洋服の受注販売や、お直しなど多様なインドア派
長女を助産院で出産、青空自主保育に出会い、アウトドア好きに
藤沢に引っ越し長男次女と青空自主保育てぃだのふあ、立ち上げ。
息子の元気な登校拒否の数年後、子ども達の未来をサポートすることの可能性を感じて学びの多様な場所として「まなぶ場TREK」を仲間たちと立ち上げる。
この世界で様々な生き方があることを伝える、知ってもらうべく自身も学びながら奮闘中
親子や女性のサポート活動も始めるべく計画中
川上有加さん
まなぶばTREK広報担当
横浜出身、茅ヶ崎在住
アパレルで働いていたが、こどもと関わる仕事に就きたくて保育士を自力で取得。その後、2児の母に。娘が敏感気質で、保育園や幼稚園に合わず、当時住んでいた川崎で自主保育と出会い。魅了され、夢パークなどにこどもたちと通うようになる。娘が小学一年生になるタイミングで茅ヶ崎に移住。息子を青空自主保育てぃだのふぁに通わせ、娘はまなぶばTREKに。
2つの会の運営に携わっている。人との繋がりを大切にしたり、ママたちのサポートをしたい想いから、子育てアドバイザーを取得。地球にも優しい洗剤を使わないおそうじやさんを起業しながら趣味のダンスを通し、リトミック講師をしたり、好きを大切に毎日すすんでいる。
湘南会場(6月6日講師)
岩崎愛さん
一般社団法人リトルハブホーム代表理事
子どもシェルター、児童養護施設など勤務経験を持つ岩崎さんは、児童虐待をはじめ子どもが育つ環境に関する課題が深刻化していることを痛感。コロナ禍で社会的孤立がさらに深まる中で、貧困、虐待など様々な背景を持つ子どもや家庭、地域に暮らす一人ひとりも安心して育ち合う場を実現することを目的とし”小さな拠点(ハブ)がつながれば、まち全体が一つのホームに”をコンセプトとして、茅ケ崎から拠点を展開するべく設立に至った。
(湘南会場6月6日・7月3日ファシリテーター・講師)
木下青子さん
NPO法人みんなの居場所よこすか理事長
木下氏は仲間とともに長く「親と子のひろば・おしゃべリッチ」を開催してきた。2018年10月拠点として「み~なの家」をオープン。人と人とのつながりや関係性こそが社会に必要なインフラ。人々が出会い、つながり、豊かな関係性や新しい発想や新たな主体を紡ぐ場という思いを持って活動している。
湘南会場(6月26日)フィールドワーク
一般社団法人Miraie (横須賀市根岸町)
「Miraieは自分の心を大切にする秘密の隠れ家」
湘南会場(6月26日)フィールドワーク
池井将さん
(一社)Miraie理事・NPO法人むすびぃと理事長
平日は、第三の居場所や学童保育・シェアスペース、休日は、イベントやワークショップを開催し色々な体験をし、自分のやりたかった事を実現できる場として開かれている。Miraieの古民家とその周りのフィールドは色々な事情で学校に行かないことを選んだ子ども達が、古民家や山、畑等のフィールドを利用して、自分の好きを探す場となっている。
池井氏はNPO法人むすびぃと理事長として学童保育「ぬくもり」第三の居場所「みらいのたいよう」を運営している。
横浜会場(5月29日講師)
葭本香子さん
おからんこいひあはぽ代表
長男の登校しぶりがきっかけで、「学校に行っていない」という状況を否定も推奨もせず、受け止める場として立ち上げた。『大人が生き生きしていることが子どもの安心感につながる』と実感し、あえて子どもにフォーカスし過ぎず、多世代が交流でき大人も楽しめる場の在り方を模索中。
(横浜会場6月4日講師)
森祐美子さん
認定NPO法人こまちぷらす理事長
子育てが「まちの力」でプラスになる、そこで生まれるコラボレーションでまちがプラスになる、その過程でこまち(母・女性)の力がまちのプラスになる、その循環をつくりたい、と思い「こまちぷらす」という名前を付けた。対話の場と出番をつくること、またまちの中で我が事として子育てに関わる人口を増やすことでビジョンミッションに近づけると考えている。
戸塚区にて「こまちカフェ」、「こよりどうカフェ」を運営。カフェ機能を持った居場所づくりの支援も行っている。
横浜会場(7月1日)フィールドワーク
「おやこひろば てとてと」「みんなの居場所 陽だまり」(横浜市港南区)
横浜会場(7月1日)フィールドワーク
植木美子さん
特定非営利活動法人 てとてと陽だまり 理事長
一般社団法人 ダブルケアサポート 理事
横浜市港南区芹が谷在住
夫、息子(19歳)3人家族
趣味 ヨガ 食べることと作ること
息子が6歳の時に地域に親子の集える場所を始めたのをきっかけに「芹が谷コミュニティ てとてと」 を設立。活動当初は子どもと母親を対象とした活動が中心だったが、連合町内会、地区社会福祉協議会などの方々を繋がるうちに、地域の誰もが集いつながる場の必要性に気付く。
現在は、自分たちの強みである『食』べることを軸に、食で地域をつなぐ場つくりを中心に活動をしている。約10年間市民団体として様々な活動をし2021年に特定非営利活動法人てとてと陽だまりとして法人化。
2014年に活動の中で協力したダブルケアアンケートへの協力を機に自分自身が元当事者だったことに気付き、その経験や友人の当事者を助けたいという想いでダブルケア当事者を支援する活動に従事。2016年に一般社団法人ダブルケアサポートを設立し当事者の気持ちを大切にダブルケアカフェの開催やその支援、ダブルケア周知の活動や現状を伝える講座開催を中心としている。