ラポール藤沢(稲荷)は、生活クラブ組合員によるカンパを建設資金に活用して、日本初の生協立の特別養護老人ホームとして1994年に建設されました。建物は引地川沿いにあり増水・氾濫が懸念されたため、2019年に善行に移転しました。その後1階はデイケア・ケアプランセンターとして事業を継続しています。空いている2階3階はラポール藤沢を運営している社会福祉法人いきいき福祉会、生活クラブ・湘南生活クラブとともに、利活用のための市民円卓会議を開催し、様々な団体・個人が集まって「ラポール利活用プロジェクト実行委員会」が2024年の秋に立ち上がりました。 (取材:上石理恵)
ラポール利活用プロジェクト実行委員会には、呼びかけ団体であるいきいき福祉会や湘南生活クラブをはじめ、市民団体として「リトルハブホーム」「育ちあいひろばてとてとて」他、意志ある市民(アソシエーション)が参加しています。12月7日にキックオフイベントを開催し、ペンキ塗り、ランチをしながら参加者同士の交流などがありました。
2月16日(日) ラポール稲荷利活用企画第2弾「壁にペンキでお絵描きしちゃおう!(カレーライス付き)イベントを開催しました。今回はその報告になります。


地域の方をはじめ、おおぜいの方に参加とこの取り組みに興味を持って頂くためにチラシを作成し、このプロジェクトに参加する団体や個人と関係のある方々、デイサービスを利用される方のご家族、稲荷地区の回覧板、近隣中学校の美術部にも配布しました。
当日は善行駅と会場を往復するシャトルバスも運行し、回覧版を見たご近所の方から、千葉や横浜で市民活動されている方や更に遠く熊本で拠点事業をされている方など、これまでのつながりがある方から、なかった方まで、子どもを含め総勢60名を超える方が参加され、2階フロアや廊下の壁いっぱいにペンキやクレヨンを使って思い思いに絵を描き、大きなアート空間をつくりました。
辻堂で活動する「えがおの駄菓子屋さん」が出店、子どもたちはビニルプールを囲み駄菓子すくいに夢中になりました。お昼は前回に続き、近隣で農業をされている長谷川さんの田んぼで収穫したお米に、生活クラブの豚肉と野菜を使ったカレーを作りみんなで食べて交流しました。


子どもたちが館内を自由に走り回り、大人も子どもも笑顔が溢れ普段は人気がないフロアが息を吹き返しました。
昼食後は希望する人が集まり、NPO法人育ち合い広場・てとてとての小川智子さん、一般社団法人リトルハブホームの岩崎愛さん、ラポール稲荷を運営する社会福祉法人いきいき福祉会の市村慶子さんが進行役となって、それぞれ自己紹介しラポール稲荷の今後の利活用について話し合いました。
音楽会、お祭り、文化際、子どものイベント、水遊び兼掃除、コワーキングスペースなど、楽しいアイデアがたくさん飛び出しました。隣接する畑で野菜や雑穀を作る農福連携や、食とアートの体験、児童育成支援の拠点など、ラポール稲荷を軸に様々な人やアソシエーションがつながり地域の人が集う場として、社会の課題を解決し、それぞれの想いを表現し実現する場となるよう、これからも話し合いは続きます。
地域で活動するアソシエーションの力とネットワークは果てしなく、これからも関わりと融合を楽しみに活動していきます。 (かみいし りえ)
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